ISO22000審査(初日編)
コロナ禍?
コロナ鍋?
コロナ渦?
なんて読めばいいかわからない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?元工場長です。
私の考えは
「ISO22000は良い製品を作る手段であって、目的でない。」
と考えています。
ですので、審査員の方にはできるだけ厳しく審査していただき、より多くの指摘をいだだくようにお願いしています。それが工場の成長に繋がると信じているからです。内部監査はもちろんのこと、認証審査も私は審査側にまわってどんどん指摘しています。
つまり、受講者にとって一番厄介な審査員は工場の弱いところを知っている私ということになります。
審査当日、サクサクは「ISO22000審査指摘事項ゼロ!」を目標に、初めての外部審査に挑みました。日々の努力を見ていたので、心の中から目標達成を祈っていました。
◾︎2020年6月1日 ISO22000:2018 2次審査(1日目)
サクサク食品安全チーム(審査対応T氏) VS 元工場長
何回も審査練習は行なっていたものの、審査初体験という事で食品安全チームメンバーは完全に緊張していました。午前の審査が粛々と終わり、午後に差し掛かった頃。
審査員「ここの記録間違っています。それに対して修正されていないですね。」
T氏「えっ!?・・・あの・・・」
元工場長「私からも指摘。この用紙、判定が不適なっているけどそれに対しての是正は?」
T氏「・・・あっ はい。。。」
元工場長「とりあえず「はい」って言うのやめなさい。」
T氏「・・・」
審査員「これは指摘事項にあげておきますね。意見は後ほど受け付けます。」
T氏
普通の会社ならISO22000を取得できるかどうかが焦点です。
ただ、サクサクは指摘事項があるかないかが焦点らしい。
本気でやるから、失敗したら本当に悔しい。
本気でやるから、達成したら本当に嬉しい。
悔しがるT氏を見て、その本気度は審査員、オブサーバーにちゃんと伝わっていました。
本当に充実した審査(1日目)でした。
明日で審査は終了。乞うご期待♪